ぎっくり腰 対処法 かなめ整体院 荻窪(天沼・清水)
前回の予告編は置いといて、ぎっくり腰になった時の対処法を、少々話したいと思います。
よく聞くのが、「冷やす」のと「温める」の、どちらがいいのか?ですが、
急性の痛みに対しては「冷やす」
慢性的な痛みに対しては「温める」
が、ほぼ基本になります。
《ほぼ》というのも、細かい注意点やイレギュラーな処置があるので《ほぼ》とさせて頂きます。
取りあえず、ぎっくり腰の最中の人に、「早く教えろ!」と言われる前に話します。
所謂、ぎっくり腰は急性の痛みなので「冷やし」ます。
冷やすアイシング処置ですが、以前、ブログでも少しふれたかと思います。
...少しね。
冷やすモノとしてベストなのは、氷水です。氷嚢袋などがあればいいですが、なければビニール袋に漏らさないように入れて下さい。
ばしゃ~ってならないように。ここは自己責任で...
手っ取り早くアイスノンや保冷材を使いたいところですが、若干冷やし過ぎて返って痛める場合もあるので注意が必要です。
ちなみに「冷湿布じゃだめなの?」ともよく言われますが、消炎鎮痛効果はありますが、アイシングを目的とするなら、湿布はあくまで「皮膚」がひんやりする感覚のみなので、本当のアイシング効果は得られません。
ぎっくり腰は、いわゆる炎症を起こした状態なので、血流量が増加し、腫れたり、発熱、疼痛(とうつう)を起こしているのです。
ですからこの時期に温めるのはかえって逆効果で、炎症を加速してしまいます。
急性期に必要なのは炎症を抑える(局所の熱を抑える)こと、つまり冷やすことが重要なのです。
冷やす場所は、触って他よりも熱があるな!と思うところ、冷やす時間は大体10~15分くらいでしょうか。
冷やす場所ですが、全体的に当てるより、なるべくピンポイントに当てた方が良いです。
時間に関しては、10~15分冷やしたら、1時間位のインターバル後に再度アイシングします。長時間冷やし過ぎると凍傷になるので気をつけましょう。
ぎっくり腰に限らず、炎症の時は今以上に炎症を拡げないように冷やすことが重要です。
炎症は放っておくと周りの正常な部分を巻き添えにして拡大していきます。冷やすことで細胞の生体反応をにぶらせ、その拡大を押さえ込みます。と、同時に血管を一時的に収縮させ、冷却によるマヒ効果で痛みを軽くできます。
アイシングを正しくやれば、ぎっくり腰になった時も早期の回復も期待できると思います。
が、、、
【からだはつながっています!】
ぎっくり腰になった患者さん、ほぼ全ての方が「腰の痛みがなくなってから、他が痛くなった(気になる)」と言ってます。
腰をかばうことによって、他の部位を酷使しているのでしょう。
歪みは万病の元なんて言葉もありますので、やはりぎっくり腰になる前に、体全体の定期的なメンテナンスをおススメします。
もし、あなたがぎっくり腰になった場合はお気軽にご相談下さい。
ご来院できなければ最適なアドバイスを、来院できましたら最善の施術をさせて頂きます。
ただ、、、
「申し訳ありませんが、出張は致しておりません」
(/ω\)
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